上山市のH様邸2液型シリコン仕上げ工事の事例です。劣化が進み下地が目立っている屋根の塗装で、使用材料は弱溶剤２液型シリコン塗料を使用しました。あまり知られていませんが、シリコン塗料は1液型と2液型に分けられており、基本的に2液型のほうが1液型と比べてルト耐久性が高いため、近年では2液型塗料が主流となっています。

また2液型塗料は、1液型より施工範囲が広く、金属類など広範囲の施工ができる強みがあります。これは主剤と硬化剤を混ぜ合わせた時に化学反応を起こし、より強い塗膜を形成するため、金属にもしっかりと密着し、塗れる範囲の幅が広くなります。ただし、2液型塗料を使用するためには職人の高い技術と確かな経験が求められます。

下地の色が剥き出しになっていたので、丁寧にケレン、下地調整をおこなってから着色。刷毛塗り後には、ローラーで全体的にムラがないよう塗膜の厚みも均一になるように丁寧に仕上げ塗りを行い新築同様の仕上がりとなりました。